採点方式云々ではなく、今日の真央ちゃんは金に値しなかった。回転不足を取られたトリプルフリップ、すっぽ抜けたトリプルトゥループ、ジャンプのミスの影響か終盤は駆け足になった演技、固くぎこちなかった表情など、とても浅田真央最高の演技とは言えません。確かにトリプルアクセルを2回、SPと合わせて3回決めたことは素晴らしかった。それはもう歴史に残る偉業ですが、そこまでに留まってしまいました。完璧な滑りでフィギュアの未来に警鐘を鳴らして欲しかった。完璧に滑りきったなら、言いたいことが山ほどあった。しかし、真央ちゃんは五輪の舞台で「鐘」を完璧に滑りきることはできませんでした。
今はまだ悔しさを噛み締めて耐える時ということ。
そもそも、あんな演技では史上最高の女子選手として認めるわけにはいきません。真央ちゃんに求めるのは女子フィギュアの到達点。誰も真似することができない軽やかなジャンプ、柔らかくしなやかなスパイラル、リンクすれすれまで沈むシットスピン、つぼみのように細く研ぎ澄まされたビールマンスピン、高密度に詰め込まれたステップシークエンス、どれもが雑魚の採点基準など限界突破する奇跡の輝きです。その浅田真央の演技としては、バンクーバー五輪のフリープログラムは未完成もいいところ。後世の競技者を絶望させるほどの大傑作を披露するまで、金はお預けにするくらいでちょうどいいのです。
本人が流した涙も、負けた悔しさと言うよりも、完璧な演技ができなかった悔しさによるものでしょう。待ち続けたこの舞台で最高の演技ができない自分が許せなかったのでしょう。だから、仮にお土産が金メダルだったとしても、悔しさは変わらなかったのでは。こんなときは慰めても褒めても仕方ありません。彼女の本当の輝きが示される日が来ることを、信じて待つばかりです。
ただ、これで4年後へ向けて楽しみが広がりました。悔しさを胸に、浅田真央がどこまで成長するのか想像もつきません。結局バンクーバーの構成には入れられなかったトリプルルッツも今度は修正してくるでしょう。トリプルサルコウも含め、3回転6種類を盛り込んだ鬼のプログラムを組み上げてくるかもしれません。大人の女性としての魅力、4年分の積み重ねでの人間的成長が、よりエレガントな演技をも可能にするはず。「真央ちゃん」から「真央さん」への進化は次の4年で起こるのです。本当の浅田真央が見れる日はもう少し未来の話。
五輪・世界選手権を制し、若くしてアマチュアのリンクを去った選手は数多くいます。アイスショーで踊るのも悪くないのですが、ショーはあくまでもショー。人生を凝縮して一瞬に懸ける五輪の舞台とは眩さが違います。見守る人の数も段違いです。僕はもう一度五輪の舞台で浅田真央を見たい。世界すべての人が見る舞台に、完璧な浅田真央を乗せたい。その意味で、今回金を獲らなかったことはよかったかもしれません。彼女の中に、熱くたぎる五輪への想いが生まれたはずですから…。
素晴らしいその日が来ることを想えば、一時の悔しさに耐えるのも悪くありません。
真央ちゃんお疲れさま。
時代はいつもキミを邪魔するけれど、嘆いてもしょうがない。
4年後のソチで、誰にも真似できない完璧な浅田真央を見せてあげましょう。
フィギュアスケートを愛するすべての人々のために。 スポーツ見るもの語る者~フモフモコラム:浅田真央ちゃん涙の銀!完璧な真王を見せるのはソチでのお楽しみの巻。
今はまだ悔しさを噛み締めて耐える時ということ。
そもそも、あんな演技では史上最高の女子選手として認めるわけにはいきません。真央ちゃんに求めるのは女子フィギュアの到達点。誰も真似することができない軽やかなジャンプ、柔らかくしなやかなスパイラル、リンクすれすれまで沈むシットスピン、つぼみのように細く研ぎ澄まされたビールマンスピン、高密度に詰め込まれたステップシークエンス、どれもが雑魚の採点基準など限界突破する奇跡の輝きです。その浅田真央の演技としては、バンクーバー五輪のフリープログラムは未完成もいいところ。後世の競技者を絶望させるほどの大傑作を披露するまで、金はお預けにするくらいでちょうどいいのです。
本人が流した涙も、負けた悔しさと言うよりも、完璧な演技ができなかった悔しさによるものでしょう。待ち続けたこの舞台で最高の演技ができない自分が許せなかったのでしょう。だから、仮にお土産が金メダルだったとしても、悔しさは変わらなかったのでは。こんなときは慰めても褒めても仕方ありません。彼女の本当の輝きが示される日が来ることを、信じて待つばかりです。
ただ、これで4年後へ向けて楽しみが広がりました。悔しさを胸に、浅田真央がどこまで成長するのか想像もつきません。結局バンクーバーの構成には入れられなかったトリプルルッツも今度は修正してくるでしょう。トリプルサルコウも含め、3回転6種類を盛り込んだ鬼のプログラムを組み上げてくるかもしれません。大人の女性としての魅力、4年分の積み重ねでの人間的成長が、よりエレガントな演技をも可能にするはず。「真央ちゃん」から「真央さん」への進化は次の4年で起こるのです。本当の浅田真央が見れる日はもう少し未来の話。
五輪・世界選手権を制し、若くしてアマチュアのリンクを去った選手は数多くいます。アイスショーで踊るのも悪くないのですが、ショーはあくまでもショー。人生を凝縮して一瞬に懸ける五輪の舞台とは眩さが違います。見守る人の数も段違いです。僕はもう一度五輪の舞台で浅田真央を見たい。世界すべての人が見る舞台に、完璧な浅田真央を乗せたい。その意味で、今回金を獲らなかったことはよかったかもしれません。彼女の中に、熱くたぎる五輪への想いが生まれたはずですから…。
素晴らしいその日が来ることを想えば、一時の悔しさに耐えるのも悪くありません。
真央ちゃんお疲れさま。
時代はいつもキミを邪魔するけれど、嘆いてもしょうがない。
4年後のソチで、誰にも真似できない完璧な浅田真央を見せてあげましょう。
フィギュアスケートを愛するすべての人々のために。 スポーツ見るもの語る者~フモフモコラム:浅田真央ちゃん涙の銀!完璧な真王を見せるのはソチでのお楽しみの巻。