データ容量を抑えるテクノロジーとしては、データ圧縮や重複排除があるが、パワー氏によると、これらは、もともとセカンダリストレージ向けに設計された対策であり、部分的な解決策にしかならないという。例えば、重複排除についてこう話す。
「重複排除はファイルの重複している部分を取り除くもので、多くの重複データが存在することが前提だ。バックアップ、レプリケーション、スナップショットなどには有効だが、そもそも重複データが少ないプライマリデータに対しては高い効果が望めない」
こうした限界は、データ圧縮についてもあてはまる。
「データ圧縮は、ファイルの肥大化した部分を隠しているにすぎない。また、オフィス文書や画像ファイルといったすでに圧縮されているデータを圧縮しても、ほとんど容量削減効果はない。読み込み時のファイル復号に時間がかかることで、レスポンス時間とIOPSも悪化する」
【レポート】データ圧縮/重複排除に代わるストレージ効率化技術とは - NXPowerLite Day | エンタープライズ | マイコミジャーナル